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平成の大修理完成に近づく
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平成の大修理として、本堂を中心に屋根の修復をしてきました。本堂は明治44年に完成した「銅瓦風縦一文字葺」というものです。日露戦争が終わって弾の需要が減り、余剰の生産設備を多方面で探したなか、神社佛閣の屋根に活路を見いだしました。最初の葺き方は江戸時代からある銅瓦に模したものでした。しかし、それは風に弱く横一文字という葺き方にかわっていきました。その元祖的「銅瓦風縦一文字葺」でした。今回この様式を忠実に修復し、日本の銅板葺文化を残そうと思います。
2007/02/03(土)
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