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銅板の下が見えました。
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やっと諸準備がおわって、銅板をはがす段階になりました。100年前の銅板の張り方は未発達という先入観がありました。今日銅板の下を見て、銅瓦に見立てた工作方法はたいへん高度なものであるとおもいました。それは、1)ハゼの取り付けが非常に細かい作業をしてある。2)瓦算と言われる貼り付けの方法は天部の三角の頂点で会わさねばならない。それが正確に寸分くるわずカンナで合わせてある等々現代にすぐるとも劣らぬ技法である。当時の大工、板金師の技術に感心させられました。
2006/07/17(月)
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